【初心者向け】オススメFDM式3Dプリンター4選、最初の1台!

3Dプリンターの購入に迷ってる方、アマゾンで調べてもてもめちゃくちゃ種類がありどれがいいのかわからない。オススメで検索してもやたらたくさんオススメされてわからない。このままなんとなく買うと大きな置物になってしまいます。
今回はまだ3Dプリンターを持っていない初心者に向け、FDM式に絞って紹介します。

FDM式とは固形のフィラメント(材料)を熱で溶かし、積み上げていく方式の
3Dプリンターです。

saba
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FDM式は材料費が安いからお手軽
最初の1台はFDM式がオススメ

各種3Dプリンターの出力方式についてはこちらを参照ください。

実際に使ってみたからわかるここが良い、便利という点を比較しました。参考にして頂き購入に役立ててもらえればと思います。

目次

FDM式プリンター比較を比較

3Dプリンターを選択する際に見るべき項目別に比較をしました。実際にFDM式プリンターを使用している私の目線でメリット、デメリットをまとめました。

使う方によって優先する項目が分かれてくると思います。自分の使い方を考えてベストな選択をしてください。

★比較表★

比較した項目についての解説

  • 値段・・・最初に購入するなら、安いもの。
  • 材料・・・PLAが一般的、ABSとTPUがプリントできると作るものの幅は広がる
  • サイズ・・・ルアー作成なら200mmで十分、その他は用途に合わせて
  • サポート・・・日本語説明書やサポートがあるとよいが、製品が出回ってるものが良い
  •        調べることも可能で、壊れた際にパーツの流通もしてたりする。

PLA・・・植物由来の樹脂、あまり柔軟性がなく硬いがパキっと折れる
     やすり掛けしづらい。一般製品でみかけたことはない

ABS・・・自動車部品でよく使われている。硬く、塗装がしやすい、やすりかけやすい
     柔軟性はあまりない。

TPU・・・柔軟性のある樹脂、シリコンやゴム材に似ている。

その他比較した項目にはないけれどスペックとして記載がある項目。

  • 出力形式・・・たくさん書いてあるものがありますが、STL形式があればいいです。
            STLしかつかったことがない。
  • 積層ピッチ・・・細かいほどキレイな仕上がりになるが、FDM式にキレイさを
  •         期待しない方がいい。

オススメ度1 ANYCUBIC MEGA

まず1番にオススメするのがANYCUBIC MEGAです。普及率が高く、ネットに情報がゴロゴロ転がっています。困ったらググるかYouTubeで検索すれば誰かが解説してくれます。また対象プリントサイズが大きいのも特徴。印刷サイズ:210 x 210 x 205(mm)
液晶のタッチパネルもついており、感覚的に操作できます。説明書に日本語記載がありませんでしたが特に何も見ることなく1個目のプリントができました。

マイナス面としてはフレームがごつく、重い。ただし逆に剛性が強いとも言えかなりしっかりした作りです。ノズルを保持するコの字のフレームを持って運べるほど剛性があり、プリント時のブレ防止にも期待できます。

機械系が得意なゴリゴリの拡張性があるものでもなく、家電のようにとにかく簡単だけどいじれないわけではなく。いいとこどりの商品だと思います。私が購入したのもANYCUBIC MEGAです。今後ブログで発信していく内容はANYCUBIC MEGAでプリントしたものが中心になります。

使い方詳細は別途解説します。

※ANYCUBIC MEGAの使い方

オススメ度2 Creality 3D Ender 3 

次にオススメするのがCreality 3D Ender 3です。ANYCUBIC MEGAより拡張性が高く、自分でカスタマイズしながら使っていく人向けです。私がANYCUBIC MEGAと購入を迷ったものです。YouTube等でも情報が多く出ており、困っても誰かが使っているから安心。

マイナス面としてはパーツがバラバラの状態で来るため、最初に使うのに組付け作業が必要ですが、構造を理解し今後拡張していくぞって人には向いている商品です。
機械系に自信がある方はこちらが安いし拡張性もあるのでオススメです。

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オススメ度3 Finder(FLASHFORGE)

次にとりあえず、すぐ印刷できればいい人向け。開封してからの組み立ても不要、家電製品に近い3Dプリンターです。カスタマイズなどの拡張機能は不要、とにかく簡単にプリントしたい人向け。タッチパネルも日本語表記でき、感覚的に操作できます。Amazonのレビュー数も多く使用者も多い。多くの情報がでまわっているのでトラブルが起きたときも安心です。

マイナス面は家電のように組み立てられている(樹脂で覆われいるため)拡張性がなく、自分で修理などは難しいです。何かトラブったらメーカーに問い合わせ必要なら修理、交換してもらうといった形になります。自信がない人にとってはビクビクしながら自分でやるより、メーカーに丸投げできるので安心だし時間のムダにもならないかと思います。

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オススメ度4 ダヴィンチJr. Pro X+(XYZプリンティング)

次はFinder同様に組み立て不要ですぐに印刷できるプリンターの上位機種です。オートキャリブレーション機能(プリントするときの水平出し)がついており、面倒な作業が不要です。ダヴィンチJr. Pro X+もレビュー数が多くユーザーが多い為、情報にも困らないと思います。また別売りのパーツを購入することでレーザー刻印ができるなどの拡張性もあります。また同様に別売りの高硬度エクストルーダー(材料を押し出す部品)を使用することでメタリックPLAや、カーボンPLAなどの使用も可能です。

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まとめ

私は最初にオススメしているANYCUBIC MEGAを使用しています。簡単に操作ができ慣れてきたら拡張もできるとてもバランスが取れていて初心者には最適な1台です。今回の記事を参考に購入に役立ててもらえればと思います。今後本ブログではANYCUBIC MEGAで作成したものを中心に記事を書いていきます。

本当に簡単になってきたとは言え、まだまだレンジや洗濯機のような完全な家電とは異なりトラブルはつきものです。イメージは紙のプリンター、印刷機の少し精度が悪いものぐらいでしょうか。イメージしてもらうと印刷機も紙詰まりや、汚れ、などちょっとしたトラブルはまだまだあると思います。3Dプリンターも同様にフィラメントが詰まった、ヒューズが切れた、プリント終わったと思ったらぐちゃぐちゃになってた等、自分で原因を考え修正しながら楽しむ必要があります。

saba
saba

必ずトラブルが起きると考え
情報が多くでているものが絶対にいいね

私と同様にANYCUBIC MEGAを使用している方、買った方、こんな使い方あるよ、またはこんなトラブル起きた等なんでもコメントいただけるとありがたいです。以上。

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この記事を書いた人

30代、妻、子供2人、製造業サラリーマンです。本業も趣味もモノづくりな私が文章を書く楽しさに目覚め、モノづくりの記録をしていくことにしました。

自宅に3Dプリンターを導入、3Dプリンターを通してモノづくりの可能性を追求。将来は自宅を工場にするのが夢です。

Twitter、Instagramもやってます。
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